アプリケーションの通信制御
ZoneAlarmではアプリケーション毎にプログラムがネットワーク接続を使用しようとしているのを、許可するか?拒否するか?という内容の設定を行う必要があります。無論信頼できるアプリケーションであれば許可で問題ないです。
しかしながら、ウィルス、スパイウェア等に感染している場合等は身に覚えのないプログラム名で許可を求めてくる事があります。そういった場合はとりあえず表示されているプログラム名をGoogle等で検索し、どういった物なのか確認し可否を自分で判定する必要があります。アプリケーション毎の通信許可の設定をご説明しますが、表示されるもの全てを許可しない様、ご注意下さい。
インストール完了直後の方はZoneAlarmのコントロールセンターが表示されていると思います。画面右上の×ボタンでウィンドウを閉じてください。
メインウィンドウを閉じてもZoneAlarmは常駐しています。通常は画面の右下時刻表示のある部分(タスクトレイ)に
アイコンが表示されていれば稼動している状態です。
メインウィンドウを閉じる場合はこのような画面が表示されます。 今後はこのメッセージを表示しない(D)にチェックを入れてOKボタンを押せば、文字通り今後はこのウィンドウは表示されません。
それでは、アプリケーションごとの通信制御の許可と拒否の方法をご説明します。ネットワーク通信を利用するアプリケーションはたくさんあります。
WEBブラウザ、メールソフト、メッセンジャー、オンラインゲーム等・・・これらのアプリケーションがネットワーク通信をしようとする度に通信の可否を求めるウィンドウが表示されます。
WEBブラウザのインターネットエクスプローラーの接続を許可する場合を例に設定します。
アプリケーションがネットワーク通信を使用しようとした際にこの様なウィンドウが表示されます。このアプリケーションに関しては通信を遮断する必要は通常ないので、許可設定を行います。
この設定を保存にチェックを入れて、許可を押せば今後このアプリケーションに関しては、自動で通信は許可されます。
この画面でも上と同様、許可で設定します。 表示されるアプリケーションの通信を拒否する場合は、許可では無く拒否を押して下さい。
もし、プログラム名の部分(画像ではInternet
Explorer)に身に覚えのない物が表示され拒否してよいか、許可してよいか判らない場合は検索エンジンでプログラム名を検索してみて下さい。
Google:http://www.google.co.jp
最終的にアクセスしようとしているプログラムが何か判らない場合は、ひとまずプログラム名のメモをとって拒否する事をお奨めします。そのプログラムを拒否したことによって、利用に不都合がなければそのまま利用して問題ないと思います。
もし、ネットワーク通信が必要なアプリケーションだと判明した場合でも ZoneAlarmの設定画面から拒否設定を解除する事ができます。
※アプリケーションによってはサーバーとして動作する事についての可否を求める画面が表示されます。サーバーとしての動作は非常に危険な場合もある為、可否判定は慎重に行ってください。
拒否設定、許可設定の解除
もし間違えて、ネットワーク通信を拒否又は許可してしまい、尚且つその設定を保存してしまった場合の通信設定の解除方法をご説明致します。まず画面の右下、時計表示のあるタスクトレイから
アイコンをダブルクリックします。
ZoneAlarmのコントロールセンターが開きます。左側のメニューから「プログラムコントロール」をクリックします。
プログラムコントロールウィンドウが開くので右上の「プログラム」と表示されているタブをクリックします。
ZoneAlarmが今までネットワーク通信を使用する事を検知したアプリケーション一覧が表示されます。許可、拒否を変更したい項目を左クリックすれば設定変更ができます。
以上でアプリケーション毎の通信制御設定方法は完了です。
ZoneAlarmの警告表示
ZoneAlarmを稼動させているとこのような警告が表示される事があります。外部からの通信を検知し遮断した事を表示するメッセージですが、全てが悪意あるものとは限りません。
OKをクリックすれば表示は閉じますが、結構な頻度で警告表示は発生します。
今後はこのダイヤログを表示しない(D)にチェックを入れてOKをクリックすれば以降表示されなくなります。(ログで確認は可能です。)
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